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こけしの変な解釈

 鳴子温泉の全国こけしコンクールに行ってきました。私自身は鳴子のこけしは収集をあまりしていないが、見学をする機会があったので、こけし供養祭と後夜祭でのこけしフォーラムを見学の主たる目的として参加した。
 鳴子温泉駅にあるフォーラム会場集での、東北大学名誉教授平井敏雄先生の話は、科学的で内容も圧巻であった。
 どうも、世の中の文学者や知識人の中には、こけしを子消すといった解釈をする人が多いようで、間引きの供養としてこけしが生れたと思っているようである。
 深沢七郎の「みちのくの人形」はこけしと書いていないが、それを想像する内容になっている。平井先生は文章にはこけしと明記していないのであまり多くをふれなかったが、私としてはそれから想像する事でこけしに結びつく事も大きな問題であると考えている。
 平井先生は演歌歌手のCD、のみならずビデオの映画、放送の内容、週刊誌の文章等事細かに調べ、調べるだけでなく抗議もされていることはとても素晴らしいことである。
 間違った解釈は、抗議して訂正させる機敏性が、こけしの収集家・工人・こけし担当の観光行政マンに必要な事を説いていた。そのことが、東北独自の伝統工芸のこけしの振興に繋がるともお話をされていた。本当にこけしを愛するということは、平井先生のような方を指すのではと気持の良い思いで、夜には、宿の近くのスナックで今回の企画をした鳴子のこけし工人と平井さんや高橋五郎さんと一緒に飲みながら11時過ぎまで痛飲した。アッシーをやるためにウーロン茶で我慢をしていた、鳴子の工人の吉田勝範(通称カッチン)には、別な機会で痛飲させたいと思っている。




高橋五郎さんは、様々な文書を調べて、こけしの成り立ちを詳しくそして優しく説いていた。

追伸

 鳴子の全国こけしコンクールの最高賞である、文部科学大臣賞・全国こけし祭り会長賞は、六郷仁美ちゃんであった。携帯に電話したら亭主の保弘(やっちゃん)が出て、大変喜んでいた。ちなみに佐藤保弘(やっちゃん)は、宮城県知事賞で有った。



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